次に、考えないといけない内容は「JARLの組織継承」です。 現在の主力層が一線を引いた後、JARLの運営を担うのは我々現役世代です。 しかし、現役世代の会員数は著しく少ないのも事実として受け止めなければなりません。 会員数の減少を止められないまま、我々の世代がJARLの運営を行う段階になってからどうするのかを考えるのでは遅過ぎます。 JARLの会員の主力はやはり中高年層であり、「若者」と呼ばれる世代は本当に極僅かです。 その点を以って、若い力を無視してしまうのはあまりにも勿体無いと思います。 現在私は31歳、「会員層0.5%」の世代であります。 「会員層0.5%」の代表として、現役世代の声を現段階からJARL社員総会に届け、世代交代に備えます。 現役世代がどの様な内容を考えているのか、どの様な事を求めているのかが分からなければ意味がありません。 その際は、同世代の会員各位のご協力を仰ぎたいと考えています。 それと同時に考えなければならない点として、将来アマチュア無線を支え得る若年層の育成は最早待ったなしの状況となっている点です。 若年層の為のハム育成や、若年層会員の意見を社員総会に吸い上げる為、「社員の『WAKAMONO』枠」を提唱していきたいと考えています。 これはいくら「若年層が増えている」とは言え、その声を吸い取る場所がないのは如何な物か、として挙げさせていただきました。 一応、現状の社員被選挙権は20歳以上となっていますが、現状20代会員の立候補はほんの僅かです。 そこで、敢えて「社員の『WAKAMONO』枠」を設ける事により、若年層会員の声をダイレクトにJARLに届けられるのではないでしょうか。 人数的に各地方毎の選挙ではなく、全国区選挙となるのでしょうが、若者の意見を確実に届ける為には、その様な方策を取られるべきだと思います。 「社員の『WAKAMONO』枠」を実現するには当然、規約等の改定が必要になって来る内容ではありますが、 「改革6策」をベースにどの様にしたら実現出来るのかは、皆さんからご意見を求めて考えたいと存じます。 次回は、残りの2つである「C4FMレピータの開設を訴えて参ります」と「個人情報保護を一層推進します」に触れて参ります。 何卒宜しくお願い致します。